LED電球は「ルーメン」を見よう

ドーナツ屋さんが自転車に乗ってドーナツを売りに来ました。


ガラス越しに外を見ながら仕事している私の目はドーナツ屋さんとばっちりあってしまい、聞くと遠くから来たようで、断るのもなんなので、
買ってしまいました。

思いがけず、余分なカロリーを摂取してしまいました。
食欲の秋だから、いいか。と自分に言い訳します。

さて、今日はLEDについて、お話しようと思います。
先日パナソニックさん主催のLED勉強会に行ってきました。
LEDは発展途上中の光源なので、最新事情から目が離せません。

LEDは政府も推奨しているので、省エネ、長寿命、電気代が安い、虫が寄ってきにくい。
など、いいところはたくさん知られていると思います。
ですが、逆にLEDの問題点はあまり聞いたことがないと思いませんか?
お手持ちの照明の電球を、LED電球に変えるということが一番生活に身近なLEDだと思います。

なので今日はちょっとコラム調で、LED電球に変える時の注意点をお伝えしようと思います。
全く画像がなく読みにくいと思いますので、ココから先はご興味がある方だけどうぞ♪

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さて、さっそくリンク逃げですけども、LED電球の注意点、こちらの↓HPにとっても面白く、わかりやすく解説されています。
探偵 ルーメンの事件簿
パナソニックさんがつくったドラマ仕立てのLED電球解説です。おすすめです!
実は上のリンク先をまじめに見て頂いたらもう何も言うことはないくらいなのですが(;一_一)

ここから、特に「明るさ」について特記しておきたいと思います。
一時期、国民生活センターにLED電球に変えたら暗くなった。という苦情が多く寄せられました。
60Wの電球を、同じ60W相当と表記してあるLED電球に変えたのに暗い!
というような現象です。
→参考HP 「やっぱり暗かったLED電球」ワット表示1/3以下も

白熱電球と蛍光灯は、JIS(日本工業規格)によって規格が統一されていますが、LED電球にはJISの規格がありません。
代わりに、JLED(LED照明推進委員会)が設立され、2012年現在で167社加盟いますが200社以上が加盟していないそうです。
だから、このJLEDSに加盟していないメーカーは好き勝手に明るさを表示している可能性があります。
できれば大手メーカーさんのものを選んで頂ければ、間違いない筈です。


消費者庁はこの問題を解決するため、明るさを表すルーメン表記をするよう各メーカーへ勧告しました。
→参考HP 消費者庁、”表示より暗いLED電球”を販売した12社に表示を止めるよう命令–エディオンやコーナン商事など

と、ここで、
ルーメンって何!?
と思いますよね。あんまり聞きなれません。単位は「lm」と書きます。
一般人の認識度を確かめてみようと母に聞いたら「知らない。」兄に聞いたら「ラーメンなら知っている」と答えられました。


簡単に言うと、
W(ワット)数=電力量  、  lm(ルーメン)=光の量です。


今まで、エジソンによって最初に発明された白熱電球に換算して、蛍光灯も、LEDも、
「白熱電球〇ワット相当」という風に換算して、あらわされてきました。
しかし、あくまで相当です。LEDの明るさを表すには白熱灯〇ワット相当では難しかったということですね。
光の量を表すルーメンなら、ワット数よりも正確に明るさを知ることができます。
というわけで、LEDの明るさは「ルーメン」で見ましょう!

電気屋さんへ行ってLED電球を買う際に参考にしてみてください。
LED電球の明るさ(ルーメン)を白熱電球に換算すると、

60W=810lm以上
100W=1520lm以上
   です。
詳しくはこちら↓のHPに分かりやすく書かれています↓
→参考HP これからのLED電球の正しい選び方
こんな数字を覚えるなんて、大変!と思われるかもしれませんが、これをきちんと知っているだけで適正な明るさのお部屋で過ごせるんですから超大事です!

例えば、お手持ちの照明が白熱60W相当の電球だったら、810lm以上の表記のあるLED電球を買えば間違いありません。
長いうんちくになってしまいました~。
読んで頂いた方ありがとうございます。