気密検査2回目は最高の数値!
こんにちは。
前回、まだ吹付断熱を行っていない状態で気密検査を行った記事を書きましたが、2回目の検査を完成・引渡前に行いました。
前の記事はこちら↓
気密検査に参加しました
今回は、断熱工事なども終えた、引渡し前の状態で行いました。
機材なども前回と同じように。そしていつも検査を依頼している、川上木材のIさんに行っていただきました。
施主様にも気密検査の流れや気密の大切さをご説明。Iさん、熱入りまくりです。
そして結果は・・・。
機械の都合上、データ上では0.1までしか出せないのですが、出された数値をもとに電卓で計算してみると…。
なんと計算上、0.08という数値が出ました!
機械測定でのC値は四捨五入になるため、正確には同じ0.1というC値でも0.00~0.14まで幅広い数字になります。(体感ではわかりにくいかなりマニアックなところですが)今回は0に限りなく近い数値がでました。
この結果に、Iさんにもこのような施工をしている工務店は全国を見ても稀だということをおっしゃっていいただきました。
家で快適に過ごすためには、気密・断熱・換気、どれもが大切です。
そのどれにも力を入れて施工しているのが、正工務店のこだわりです。
一応お伝えしますと、0.2という数字も決して悪くはありません。むしろ良いです。かなり高レベルな精度の施工結果ということをご理解ください。
最初のC値が0.5で、それから頑張って隙間を探しまくって、なんとかやっと0.2になりましたという話も、珍しくないのです。
C値は1をきれば高気密住宅、一種換気や全館空調をする場合は0.5以下が望ましいと言われます。
0.2や0.1ぐらいの差では、住みながら体感で感じることはほぼほぼありませんので、施主の皆様は小さな数字は気にしすぎなくて大丈夫ですよ。
というのも、最近SNSでの気密値マウントが多いのが気になるのです。情報過多になりすぎて情報のつまみ食いが独り歩きしすぎている気がします。
根本的な問題は、建てる方々が安心して性能を任せることができるビルダーが少なすぎることが問題なのかなと。
工務店やハウスメーカーすべてが、当たり前に気密、断熱、耐震性において高い性能があれば施主様は何の不安も無駄に勉強することも必要なく、デザインのことだけに集中して家づくりができるのですが。
国基準からすべて見直しが必要で、少しずつ、国の基準も改善されてきています。
気密検査のデータ。
こちらのお住まいでは、引き違いサッシを全く採用しておらず、玄関ドアも開き扉のため、その点もC値に影響したと思います。
石留的には、結果もすごく良くて嬉しかったんですが、Iさんの説明を聞いた施主様が、改めて自分達の住む家の性能の良さを感じてくださったことが嬉しかったです(*^-^*)
正工務店では全棟、気密検査を行っております。気密検査の見学と、熱すぎるIさんの説明プレゼンを聞きたいというご希望の方はぜひお申込みお待ちしております。