今日は朝より、宮崎市内リフォーム工事 N様邸の建具の取り付け現場へ。
今回の建具は、無垢材を使い、寸法をあわせて特別に職人さんにつくってもらいました。
作成してくださったのは押川建具さんです。
押川さんはずっっと昔からおつきあいのある、そしてご近所さんでもある建具屋さんです。
今日は息子さんもお手伝いに来てくれていました。
それにしても押川さん、もうだいぶ涼しい筈なのにサウナに入っているみたいに汗、だくだくで(笑)
ほんとうお疲れ様です押川さん!
リフォーム工事では、目にはわかりませんが、おうちの方が少しゆがんだり傾いていることがあります。
今回の建具枠も、既存の壁にあわせて作りましたがほんのすこし、長方形ではなくゆがんでいました。
建具の方をかんなで削り、調整します。
でてきたかんなくず。ついつい手にとって見てしまいました。
無垢材で作成しているので、こういった調整が可能です。
昔、別の建具職人さんに、「建具に使う木は、木の『刺身』を使え」と聞いたことがあります。
それほど、建具は木の中でも良い部分だけが使われるということです。
床材に使われる木よりも上質です。
簡単に木が沿ったりしては、建具が開かなかったり、閉まらなかったりするからですね。
それでも最初は狂うこともありますが、2~3年経つと落ち着いてきます。
いろいろと調整をして、ようやくとりつけです。
見ていると、建具職人さんはとても繊細な仕事や技術が必要な職種だと感じます。
今回の建具、すばらしい具合に仕上がりました!
押川さん色々注文多かったですが、良いお仕事をありがとうございます!
「建具がつくだけで感じが違う」と、お客様も喜んでくださいました。
また取りついた建具もご紹介しますね!
職人さんの仕事道具。
長年使われているもの、使われるに堪えたものには美しさを感じます。