いよいよ浴室と脱衣室のリフォームが始まりました。
目次
BEFORE
築31年の浴室。タイルの浮きから水漏れをご心配されていました。
施工中
① 解体 はつり工事
浴室解体後。専門のはつり屋さんが、タイルをすべて剥がし落とします。浴槽も運び出しました。タイルを張るために貼られていたラス下地(横貼りされている板)は構造的に壁の強さに少しは貢献しているため、そのまま残します。
② 木部解体・土間コンクリート打ち・電気配線・水道配管
はつり屋さんでは解体できない木部の繊細な部分を大工さんが解体します。
天井のバスリブをはがしたところ。雨漏りもなく一安心。ユニットバスの天井には点検口がつくため、これからは屋根裏の点検もしやすくなります。
水栓金具の部分から水漏れが見つかりました。壁内部にあったため分からなかった部分です。築30年を超えていますので、よく見られる劣化です。土台表面が腐食していましたが、蟻害もなく取り替えるほどまではないと判断しました。念のため、防蟻防腐剤を土台まわりとラス板に塗布します。
タイル張りお風呂の下は、このような土の状態で埋まっています。もしこの状態で水漏れが起こったらと思うと恐ろしいですね。
1㎥以上の土を運び出し、砂利をいれて、土間を打ちきれいにした後、ユニットバスの施工に入りました。
③ ユニットバス施工
いよいよユニットバスが入ります。
ユニットバスはお風呂のお部屋をパネルで組み立てていくような工程になります。まず最初は浴槽と床をいれ、そのあと壁を立ち上げていきます。
④ 復旧工事
ユニットバス組立が完成しました!最初解体した浴室と脱衣室の間の建築壁を再度立ち上げていきます。