今日はオープンハウス5日目。明日が最終日と思うとあっという間でした。本日ご来場頂きました2組のお客様、ありがとうございました。
お越し頂ける方がいるというのは本当にありがたいです。
会場近くのセブンイレブンに行くとき、いつも気になってしょうがないことがあります。
そのセブンイレブンの目の前に武田畳店という畳屋さんがあるのですが、これにこんな垂れ幕がかかっているんです。
福岡ソフトバンクホークス 一球入魂 がんばれ!!30 武田翔太選手
あまり野球には興味がありませんが、これって武田選手がこちらの畳屋さんの息子さんかお孫さんなのでしょうか。それともたまたま同じ苗字でがんばって欲しい!ってことなんでしょうか!?
野球は全く見ないので、武田選手知りませんでしたが調べてみました。なんだか早い球投げるのにコントロールもすごい19歳の選手で、九州のダルビッシュと呼ばれているとか!!
武田畳店さん、うちとは取引がないのですが気になってしょうがないので直接聞いてみたくてうずうずしています。野球興味ないくせにすみませんが。
ソフトバンクといえば、自分と同じ赤江東中学校だった寺原選手がソフトバンクに移籍するとか、寺原君とは全くしゃべったことないくせこれまた気になってしまうミーハーな私です。
さて話がとんでしまってすみません。
見学会では、「こんなに小さい敷地にどんなお家が建つんだろうと思っていたけど、お家もちゃんと広いし駐車場も2台とれていてすごい」
とおっしゃって下さる方が多くいました。
大塚モデルは、32.8坪の土地に29.8坪の建坪で家が建っています。
確かに決して広い土地ではないのに、どうしてでしょうか?
これには、「用途地域」と、「外壁後退の制限」という建築基準法に関わりがあります。
そこで今日はこの事についてお話したいと思います。
用途地域とは簡単にいうと、主に市町村が街づくりを計画的に進める為に、指定される住宅地、商業地、工業地などの区分けのことです。
大塚モデルは、「第二種中高層住居専用地域」という用途地域になります。
中高層住居専用地域では、建物を敷地ぎりぎりに家を建てることができる為、狭い敷地でも駐車場を確保できるほどの広さをとることができます。
こちらは大塚モデルの写真です。↓
外壁面からブロックまでの距離は約70cm。場所が狭いのでエコキュートも薄型になっています。
狭い土地なのに駐車場もある!という感想を頂いたのには、こういう理由がありました。
(もちろん、うまく駐車場もとれるように設計しているというのもありますよ(●^o^●))
ただ、小さい土地でも敷地いっぱいに家を建てることができる反面、隣家がすれすれに近くなってしまうという欠点もあります。
大塚モデルでは対策として、お隣に面している一階洗濯物干しのテラス屋根には、目隠しパネルを設置しています
施工途中の写真ですみません。。。
この写真の左側にはちょうどお隣様のバルコニーがありますが、パネルのおかげでお互いに気にすることなく生活ができます。
ちょうど、風よけにもなって助かりましたと、お隣様には仰っていただきました。
また、この用途地域には、1500㎡までの比較的大規模といえるお店も建てて良いことになっています。
だから、すぐそばにナフコやダイレックスなどの大きなお店があり便利なんですね♪
ですが、
用途地域のなかには、敷地の境界線から建物を後退して、建てなければいけない場所もあります。
それが「外壁後退の制限」と呼ばれるもので、「第一種・第二種低層住居専用地域」という用途地域に適用されます。
この地域は、敷地の境界線から外壁仕上面までを1mもしくは1.5m後退しなければいけないと定められている場合があります。
敷地いっぱいに建ててしまうと、隣の家がぎりぎりに隣接することになり、良好な住宅街を形成できないためです。
こちらは↓ちょうど南高校の裏あたりの住宅街で今年施工したお家なのですが、こちらは第一種低層住居専用地域となっており、敷地境界線から1m、外壁面を後退させる制限がかけられていました。
最初の大塚モデルの写真より、ブロック面から建物の間が広くみえるのが分かりますでしょうか。
一輪車の奥のちょっとぽこっと外壁が出ている部分は、『規制緩和』で外周面合計が3m以内だったら飛び出して良いことになっています。
もし、街並みを見ていて「ゆったりとした閑静な住宅街だなあ」と思ったら、このような制約を設けた低層住宅専用地域である場合がきっと多いでしょう。
この他にも用途地域には建ぺい率・容積率、斜線制限などいろいろな制約があったりしますが、今回は外壁後退について特に書いてみました。
土地をお探しの方は、土地探しの際にまわりに建っている家のこんなところにも目を向けてみると、色々わかって楽しいかもしれませんよ♪
オープンハウスも明日で最後です。
会場には触って比べれるサンプル材や、施工途中の写真も用意してありますのでぜひご覧になってみてください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。