熊本地震に学ぶこと ~地震に強い家~

 

家族の手形が棟木から見守るなか、着々と進行中のZEHの家です。

 

↓こちらは耐震パネルを施工中です。

 

 

正工務店では、耐震パネルに合板や木質系のものは使わず、無機質系のパネルを採用しています。
* 接着剤が使われていないので湿気に強く、耐久性が非常に良い。
* 燃えない
* 透湿性もあるので、壁内での結露も防いでくれます。
* とっても硬いので、強い耐震性を発揮(壁倍率2.7倍)

などの特徴があります。

外壁以外にも、さらに、床に対しても耐震パネルを貼ります。

床に使う耐震パネルは、27㎜の分厚い合板です。これで建物がサイコロのようになり、水平構面に対する揺れにも強くなります。室内側に関しては雨に対する心配がないため、木質のものを使用しています。

 

 

最近は多くのビルダーさんで標準化されてきましたね。

外壁と床を耐震パネルで固めることで、6面体のサイコロができあがり地震にも強くなります。

耐震の考え方は固めて強くするというもの。合板の耐震パネルで固めた床は「剛床」と言います。

最近購入したこちらの本にも「剛床」の家は倒れにくいという記載がありました。

 

 

東日本大震災に続き、熊本地震の発生と地震大国であること思い知らされる昨今です。

昭和56年に新耐震基準法へと改定されたあとに建った家も、熊本地震では倒れてしまったという事実。

耐震基準も見直されるべきという声があがっています。
制震や、免震という方法もありますが、コストがかかります。

正工務店では、建物を剛にする耐震で地震対策を行っていきます。