「人生二度目に建てる家」では外張り断熱の施工が終わりました。
外張り断熱には、EPS(発砲方ポリスチレンフォーム)を使用しています。
近くで見るとこーんな感じ。
EPSは一般的には発泡スチロールと言います。
発泡スチロールといったらなじみ深いですよね!
断熱材として身近なもので例えると、食品用のこういう箱があります。
生協の配達で使われている箱とか、魚屋さんの箱と同じです。
正工務店で働く女性達はみんな生協さんの配達にお世話になっておりますが、この箱に入っている冷凍食品は、1日たっても溶けません(^^♪
発泡スチロールは、その基材の中にたくさんの空気を含んでいて、これが温度を保つ秘訣です。
空気の代わりに、ガスが入っているスチロール系の断熱材もありますが、何十年する間にガスが空気と入れ替わって性能が落ちてしまう可能性があります。ガスの方が熱を伝えにくいので断熱材としては優れているのですが、年月が経つと性能が落ちてしまうかもしれないんですね。
EPSは最初から空気なので、もしも外部の空気と置換しても性能はそのままです。
ちなみに、基礎にもこのEPSの断熱材が使われています。
ただし、基礎の方は防蟻仕様です。
基礎のEPSと、外部にはった耐力面材との間には防蟻コーキングでがっちりと隙間を埋めています。
水害がある地域では、もし浸水しても家の中に水がはいりづらくなって、とっても安心です♪