気密検査を初めて3年目になりました

しばらくブログをさぼっていましたごめんなさ~い!現場担当亮さんはブログを書いてくれないので、もっぱらブログ担当の石留です。

正工務店で気密検査を施工途中に取り入れ始めて2年を過ぎました。

最初に初めての気密検査をしたときの様子。

川上木材のIさんが今も毎回検査を行ってくれますが、この時現場の大工さんにも丁寧に気密の大切さを教えてくださいました。余談ですがIさんはこの時結構寒い日だったにも関わらず終始半袖のままで、「彼が一番断熱欠損してたね」とマニアックな揶揄を亮さんと一緒に言ってました(笑)それぐらいIさんは情熱が高い男なのです。木材屋さんなのに気密や換気に超詳しい、社会的使命感を持った熱い男です。

なぜ突然こんな話を始めたのかといいますと、最近、最終プレゼンを終えたY様が正工務店を知ったきっかけが気密検査について書いたブログだったそうなのです。

えっ!本当ですか!

ということで「気密 宮崎」と打ってきたらこちらの記事がでてきました。

と言ってもでてきたのは検索の1ページ目ではなく、2ページ目。それなのにこの記事を見つけて読んでくださったことに本当に嬉しくなりました。年明けから急に、家の性能について色々調べた方からのお問合せをたくさん頂いております。以前は宮崎市からだけのお問合せでしたが最近は市外や県外の方からご相談だけのご連絡を頂くことも多く驚きです。このブログを見つけてくださったY様いわく、

「当たり前のこと(耐震・断熱・気密)を当たり前にやっている会社が意外になくて」

「どこの住宅会社も当たり前のことを当たり前にやっているだろうと思っていたけど、そういうわけではない」

と気づいたそうです。

私達が家の基本にしているのはまず「丈夫で長持ち」それから「暑さや寒さを感じない快適性」「メンテナンスコスト・ランニングコストが極力かからない」ということ。そしてそのために求める性能として耐震・断熱・気密を大切にしています。目新しいことではなくて、よく言われるこれだけです。これにプラスして全館空調も行いますが、基本(当たり前のこと)がしっかりしていないと全館空調をしても意味がないと思います。そして現場で丁寧に施工する。以外にこのシンプルなことをやってHPに掲載しているビルダーさんが少ないようです。国の基準が緩すぎるので、建てる側も最低基準で建てたって違法でもなんでもないのですが日本の住宅の質をあげていくにはY様のような施主様がもっと増えていくことも大切だと思います。

家づくりのご相談を頂くと、やっぱり求めてくださる方がたくさんいるのだなと嬉しい反面、「良い工務店さんが少ない」というお悩みも伺います。「良い工務店さんってどうやって探したらいいんでしょうか」と言われることも多いです。私も一応工務店なんですが~!と思いつつ、まあ、営業っけが全くないということなんだろうなとプラスに捉えています( ;∀;)

耐震、気密、断熱というただ基本的なことを求めている方が多いのに「建てるところが見つからない」と言われる現状に、家を建てる側としてがんばらなきゃいけないなあと、何ができるのはまだわからないけど思う石留でした。

 

 

 

 

 

 

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